特効薬はありません。

精神疾患に対する特効薬は今現在ありません。

飲んだらすぐ良くなりました!

というものはないんです。

そもそも根本的な原因は不明な点も多いのです。

服用してしばらくして気持ちが楽になったとか、落ち着いてきたとか、じわじわと効果が出てくるものです。

一方で、対症療法という域を薬物療法は出ることは今現状ではありません。

例えばトラウマになってしまった状況に対してご自身の中で解決したと思える状態は薬物療法だけでは難しい面があります。

ある程度、気持ちの波や、不安感が落ち着いてきたら、そもそも精神的な不調を訴える原因となった物事の捉え方だったり、感じ方、問題に対する解決の仕方を1つずつ考えていく必要があります。

もちろん、「状態が落ち着いてきたら」です。

初めの段階はしっかり休息することがなにより大事です。

無理はせず、自分の気持ちの赴くままに寝るなら寝たいだけ寝てください。

無理は本当に禁物です。

怠惰だと考える必要は全くありません。

むしろ、今まで調子を崩すぐらい頑張ってきたんだなとご自身を認めて、労ってください。

余裕が出たら1つずつ振り返ってみてください。

セルフカウンセリングと言いますか。

自分なりに自分をカウンセリングして見てください。

一歩ずつです。

劇的な変化がある時ももちろんありますが、余裕を持って少しずつ良くなればぐらいで良いんです。

その方が結果、改善が早い傾向があります。

ゆったり、少しずついきましょう。

振り返る作業は1人では辛い面もありますので、無理をなさらずお気軽にご相談ください。

相談されたきた方に全力で改善に向かうよう配慮させて頂きます。

 

 

 

 

もしあれがあったらという思考はうつ感情を抱きやすい

〜があれば

〜になったら

などなど今現状においてないものがあったら幸せなのに。。。

という考えを持ったことは多くの人があるかもしれません。

こういった考えを強く持つ場合、結局その状況が手に入っても

更に

〜があれば

〜になったら

幸せなのに。。。

とループのように連鎖していきます。

現状であるもので幸せを感じることが出来る方の方が

幸福度

は高いです。

今あるものはなんでしょうか?

当たり前すぎてあって当然と考えているものの中に、幸せはあります。

住む場所がある

毎日ご飯を食べることが出来る

お風呂に入れる

テレビを見ることが出来る

本を読むことが出来る

どれも当たり前のようで当たり前ではありません。

究極的に言えば今、生きていることが幸せだと思います。

精神の不調や無力感、生きていたくないという考えに捉われるとそう思うことは難しいこともあるでしょう。

僕自身も本当にもがいてもがいて、苦しかった時期もあります。

今だって苦しいと感じるときはあります。

気持ちが落ちるとこまで落ちていたこともあります。

落ちるときは無理をしても仕方がないので、自己治癒力に任せてしまうのも大事です。

その上で、今あるもの、恵まれていることを考えてみてください。

どんな劣悪な状況だと感じても幸せを見出すことは可能です。

なぜなら幸せを感じるか否かは主観によるものですので。

難しい場合は脳が疲れている場合がほとんどですので、しっかり休養をとって、可能であれば誰かに思いの丈を話してください。

もちろん僕の方に連絡をしても構いません。

そのような状態の方が少しでも楽になるようにアシストすることが僕自身の努めだと思っています。

吐き出すことで変わることもありますのでお気軽にご連絡ください。

お問い合わせは以下よりお願い致します。

 

症状を一旦受け入れる

幻覚、幻聴、妄想、など精神疾患には多くの症状があります。

この病気だからこの症状!

というわけでもなく共通して現れる症状もたくさんあります。

その内容は個人で様々に違いはありますが。

一方で

盗聴されている、監視されている、自分の考えが相手にバレている

といった訴えは多くの方が共通して訴えていました。

共通した訴えがなぜ起こるのか未だに不思議です。

この症状を症状として受け入れる行為が難しく、かつ非常に大事です。

幻覚にしろ幻聴にしろその人しか視えていないし、聴こえないんですね。

そのことを伝えても

「あなたには分からないだけ」

と受け入れて頂けない。

例えば霊能力者と呼ばれる方も大多数の人が視えないモノが視えると言います。

それに対して幻聴、幻覚がある患者さんに対するように、あなたしか視えないし、聴こえないんですよ。

とは言いません。

本人がその状態を受け入れて暮らしているか、あるいはその状態で苦しめられていないか

の違いです。

霊能力者と呼ばれる人は、まずその状態を受け入れています。

真偽のほどなどは分かりませんが今回はそこを言及しません。

しかし幻聴や幻覚の訴えがある人はほぼ例外なく苦しんでいます。

その症状に助けられたという人もいますが、周期のうちのある部分ではという話です。

でしたら、まず症状であることを受け入れる。

自分にしか起きていないことだということを言い聞かせる

本人からしたらリアルな体験でしかないので非常に難しいことだとは思います。

それでも、苦しんでいるのであれば周りには自分と同じような世界は見えてもいないし、聴こえてもいないこと、一歩引いて症状なんだと思うことが出来れば惑わされる度合いが減っていきます。

周りの人はおそらく理解がないわけではないんです。

その症状で苦しんでいるのなら、それが現実ではないということを知って欲しいという思いもあると思います。

苦しさは理解しています。

だからこそ、取り組んでみてください。

なにかご質問がある場合は以下よりお願い致します。

自分で治療法は選んでください

言われるがままは危険です。

医療に限らずですが日本の当たり前は当たり前ではないことも多々有ります。

今の主流の治療法があなたにとってベストなのかはあなたしか分かりません。

違うのであれば

何が自分にとってベストの治療法なのか

考えていく必要があります。

今現在では本当に様々な方が、様々な治療法を提唱しているので、ベストな方法を選択するのも難しいかもしれないですが、能動的に動くことを勧めます

なにより当事者であるご自身が、専門家である人よりも専門家です。

この点を忘れないでいてください。

また人に頼る場合は

肩書きではなく、その人が何をしているか

に注目して選んでいただければと思います。

お金だけで動いている人も確実にいますので。

あなたを本当に良い方向に導くという気概と技量のある方を探してみてください。

そのような方でしたら、それに伴う費用は惜しくはないはずです。

行動を起こせば求める出会いは必然として起こる

僕の経験上ですが、非常に大事にしていることですので、なにか1歩踏み出してみてください。

1日単位で見れば微々たることでも、それが続けば、必ずよい方向に変わりますので。

治療法の選び方でが難しい場合は是非一度ご相談ください。

現状を踏まえたアドバイスをさせて頂きます。

 

統合失調症の病識理解

今日は病識の理解について話をしていきたいと思います。

精神疾患はそれぞれ完全に独立しているものではなく、うつ病でも統合失調症のような症状が現れたり、その逆もあったりします。

そのため診断という意味でも中々難しい面があるのも事実です。

(診断する意味があるのか不思議に思うときもありますが。。)

ただ、ご自身が自分の症状がどのようなものかを理解しようとする姿勢は重要かと思います。

その上で精神疾患全体の病気に対する知識や、薬に対する知識などあった方が良いと考えます。

基本的に患者さんは、少しでも自分の状態を良くしようとする方が多いので、自分の状態を知ろうとする積極的な姿勢がある人もたくさんいます。

素晴らしいと思います。

話を聞くと調べた情報がネガティブなものに偏っている傾向もあるので、両方の情報を平等に集めて客観的に自分の状態を見つめることが出来るように意識出来ればなお良いです。

一方で

私は病気ではないと頑なに否定をされる方もいます。

話に行っても

「調子はいかがですか?」

と聞こうものなら

「私はおかしくないんで、なんでそんなこと聞くんですか」

と苛立ちを見せて中々話が進まない方がいるのも事実です。

結局、その方とは深いところまで話をすることが出来ずに担当を終えてしまいました。

考えるに

精神疾患=恥ずかしいこと、人より劣っている

という考えが強くあったのだと思います。

私は人より劣っていない、恥ずかしい人間じゃない。

精神疾患を持つ人への社会の今までの背景を考えると、そう考えてしまうのもすごく分かるんです。

実際に医療従事者ですら偏見を持って軽んじた対応をしている方もいました。(憤りを感じ、悲しいことではありますが)

しかし、本人自身がそう考えて、病気への理解を示さないと先に進まないのもまた事実です。

現状を受け入れるといいますか。

この感覚は重要です。

僕個人の意見で言えば

・精神疾患を患い自身を卑下する人

・精神疾患を患い改善のために日々努力している人

・精神疾患ではなくて、偏見の目を持つ人

・精神疾患ではなくて、誰に対しても平等な人

全て「人」です

ほんとに当たり前のことなんですが、ただの人です。

なにも変わりなく上も下もありません。

この観点について変に差別意識があるから戦争は起きるし、肌の色の違いぐらいで、住む場所の違いぐらいでいじめが起きたりします。

ほんとに、、しょうもない。

部落差別についての授業が中学の時にありましたが、どう思いますか?

どうでも良いですよね。

昔の出来事を今を生きる人が背負う必要ないと思います。

話が逸れましたが、こういうことなんです。

そもそも。

精神疾患に対して偏見を持っている人が今後、精神疾患を患わない可能性が0なんて確信もありませんよ。

マイノリティーは基本的に誹謗中傷の段階が必ずありますが、もはやマイノリティーではありません。

誰もが患う可能性があるぐらい、一般的になっています。

どの立場であろうと過ごしやすい社会になるのが良いですね。

そのため、まずは自分に精神疾患があることを受け入れた上でどのように、対処、改善していくかを考えていくことが大事かと思います。

卑下する必要は全くないと思います。

なにかご質問などありましたらお気軽にご連絡下さい。

無料での面談は随時受け付けております。

双極性うつ病について自ら変動をコントロールしていくには

「双極性うつ病」

という病気があります。

簡単にいうと

躁状態:ハイテンションな活動的な状態

うつ状態:無気力でなにもすることが出来ない状態

を繰り返す病です。

躁状態は本人にとっては不快な状態ではないことが多いのも特徴です。

本人からしたら、意欲に満ち溢れていて、どれだけ精力的に動いても疲れない、眠くもならない、そして何でも出来るといった全能感もある。

人によっては躁状態の時は調子が良いと言うほどです。

確かに超ポジティブという状態ではあるのですが、なにが問題となるか?

まず周りの人からすると違和感があります。

・実現不可能なことを平気で発言する。

・疲れないため真夜中でも平気で徘徊する。

・性やお金の面に対してずさんになる。

本人からしたら気分が上がっているので、楽しいことになるのですが、周りのから見ると不安を覚えてしまいます。

また本人に対しても弊害は出てきます。

上記に書いた通り、一般的に言うテンションが上がっている状態を遥かに超えているので、うつ状態に転じた時の落差によるしんどさが一番しんどいかと思います。

また、躁状態にしたことを覚えていないことも多いので、後々他の人から批判を受けることもあります。

そのため、基本的には薬物療法で気分の大きな変動をコントロールしていきます。

僕も勤務時代に何人かの躁うつ病の方とお話しする機会がありました。

お話しする中で、薬物療法で症状の緩和はあるものの、急な変動に中々対応が出来ないこと、口渇などの副作用の訴えが続くことがあり、なにか減薬を可能にする、方法はないかと考えていました。

となると、聞き取りです。

・どういった時に躁状態に転じるのか?

・食事や運動はどの程度行っているのか?

・趣味や嗜好

・ご家族との関係性は?

なにか糸口が見つからないかと話の中で色々と質問させて頂きました。

その中でほぼ全ての方に、躁状態に転じる要因(トリガー)があることが分かりました。

もちろんその要因は人によって違いますが

その要因が分かれば

要因を刺激する環境には近づかないなどの対処が出来ます。

また、その要因に敢えて触れて、その時の気分の変動を確認することでどれくらい気持ちが変化するかを記録していくことで、自分の気持ちをコントロールするきっかけにもなります。

薬物療法を併用しながらこのような方法で患者さんと一緒に、症状に向き合っていくことで、その患者さんは以前とは見違えるほどご自身の変動をコントロール出来るようになってきました。

今では退院して再入院することもなく暮らしているそうです。

薬物療法にも限界はあります。

そのため、このような方法を併用していくことで予後の安定に繋げていきます。

今現在、服用中の方も一度どういった時に躁状態に転じやすいか振り返ってみて下さい。

そして、毎日の気分の変動を10段階でどのくらいか記録してきてください。

この方法を続けていくだけで、感情のコントロールに対しての気付きが確実にあります。

一緒に要因を考えて欲しいなどありましたらお気軽にご連絡下さい。

無料でのご相談も随時承っておりますので、無理はせず一度ご相談ください。

 

 

不登校に対して物申す。

不登校はいけないことだ!

なんて発言するつもりは毛頭ありません。

行かなくなった、行けなくなった理由は人それぞれあると思いますが、学校に行かない選択をしたのは自分自身で、それで良いと思います。

・義務教育だから行かないといけないとか

・学校で人間関係を作らないと、社会に出たら不安とか

・良い大学に入れないとか

全部、自分自身でなんとかなると思います。

実際に僕がそうでした。学校はろくにいってないですけど(高校なんて行ってすらいない)上記のような心配事が現実になったことはありません。

能力の話ではなく、学校に行かない時期に何をするのかだと思います。

僕は不登校を

貴重な経験をしたと思っています。

それは今でも変わりません。

不登校をネガティブなものとして捉えず、せっかく時間が出来たんだから、いつもは出来ないことをしようぐらいに考えたら良いと思います。

・義務教育だから行かないといけないとか

→行かなくてもなんとかなります。本当に。

・学校で人間関係を作らないと、社会に出たら不安とか

→学校だけが人間関係の形成をする場ではありません。今なら会いたい人に会える環境が整っています。興味がある人に積極的に会いに行けば、そこから拡がる世界はたくさんあります。狭い環境だけに縛られないでください

・良い大学に入れないとか

→勉強だけでみたらそれこそ学校は必須ではありません。情報が手に入りやすいので、それこそ1人でも出来ます。

自分の経験を踏まえて書かせて頂きましたが、ほんとにこんなもんです。

このぐらいに緩く考えて、もし不登校になるなら(もしくはなっているなら)ご自身のしたいことをたくさんやってみて下さい。それこそが人生において大きな経験になります。

不登校という状態が問題ではなく、不登校の時に何をするかが問題です。

心が苦しいならしっかり休めば良い

なにかしたいことがあるならすれば良い(ただし全力で)

ほとんどの人がしない経験を出来ることはそれだけで価値がありますよ。

ご質問や、僕自身の経験をもっと詳しく知りたいなどありましたらお気軽にご連絡下さい。

 

産後うつにお悩みの方へ

出産は女性にとって大きなイベントです。

子供を身籠ってから出産までもホルモンバランスの変化や、環境の変化で、気持ちの浮き沈みは多々あると思います。

しかし一番の波は、実は出産後に多かったりもします。

実際に子供が生まれてからの生活、出産できたことへの安堵感など様々な原因で精神的な不調を訴えることは多々あります。

気力がない、身体がダルい、など

ひどくなると幻覚や、幻聴などといった症状も出てきます。

対処法としては

頑張らないこと

につきます。

子供を育てていかないといけないという責任感もあるとは思いますが、色んな人に頼れば良いです。

母親が落ち込んでいるのは長期的に見ると子供に対しても良い影響を与えることはありません。

そのため、出産した自分をしっかり褒めて一旦緩めれば良いんだと思います。

・子育てを経験している人と話してみたり(ここで自分の母親の偉大さを感じることも多々あるでしょう)

・友達や旦那さんとなにげない会話や外に出てみたり

・ストレッチや呼吸(鼻で吸って、吸った時間の倍の時間で吐く)を毎日のちょっとした時間で取り入れてみたり

自分をリラックスさせる方法を色々試してみたら良いです。

どこかで気持ちが軽くなる瞬間が必ず来ます。

気負わず、等身大で

まずはご自身の英気を養いましょう。

必ず誰かが手を貸してくれますので。

ちょっとした相談などは随時承っていますので、お気軽にご連絡下さい。

傾聴って難しいですよ

支援者の方や医療従事者の方に特に見て頂きたい記事になります。

傾聴が大事ですって医療従事者ならば特に耳にすることが多いのではないかと思います。

僕自身も、学生の時に何度も何度も聞かされました。

「傾聴が大事」

そのことに異論は全くなくて、医療従事者として勤めている時にも本当に大事だなことだと強く実感していました。

ただ、この傾聴って、そんなに簡単なものではありません。

傾聴が大事だと言うのは分かるのですが、ほとんどの人は

「聞いている」

に過ぎません。

聴くと聞くで大きな違いがあります。

患者さんの訴えや話を聞いている人は、大抵の場合、その問題を「自分ならどう考えるか?」という視点で聞いてしまいます。そして持論を述べる。

そもそも、聞くことすら少ない人もいるでしょう。

ではなくて、まずは自分の主観を交えず、その人の訴えや、話を丸ごと受け入れる姿勢で聴きます。相手と思考を同化するイメージで聴くことが傾聴になります。その段階で否定はありません。

「なぜ、このような訴えや問題を抱えるのか」

に対しても、相手の思考と同化するぐらい相手の立場で考えることで、相手に対して、こちらが発言する内容は確実に変わります。

(自分の意見を言うことが悪いといっているのではありません。関係性が出来てくると敢えて自分の意見を発言する場合もあります)

ここで一番言いたいのは、傾聴とはどれだけ相手の立場や思考に寄り添って考えることが出来るかということです。

そうすると、例えば幻聴や妄想で悩んでいる方に対しても、

「そんなことない」

の一言ではなく、もっと多くの言い方が出てくると思います。

傾聴は難しいです。

意識していてもすぐに出来るものでもありません。

それでも傾聴をどういったものかしっかり考えながら、日々の患者さんだったり、周りの人との関わり方をもう一度見つめ直すと確実に変化があります。

精神科で入院している患者さんは特に話を聞いてもらえない、邪険にされるといった話をされる方が本当に多いです。

(この現状に憤りもありますが、事実としてあります)

そういった方にとっても本当に有難い存在になると思いますので、意識して頂けたらと思います。

ご質問などありましたらお気軽にご連絡下さい。

経験を踏まえて知り得ることは全てお伝えさせて頂きます。