呼吸法が精神に与える有用性

前回のコラムで心と身体の関係について簡単にお話しさせて頂きました。

心と身体の関係

お時間があるなら参照して頂きたいですが、簡単にご説明すると

「精神的な不調が身体的な症状として現れる」

ということです。

で、ですね、精神的な不調が身体症状として現れるのなら、身体に表われている不調を緩和したら精神的な不調を緩和させることも可能ではないか?と勤務する以前から考えていました。

精神的な不調に対して脳(心)からアプローチするのももちろん有用ですが(それが精神療法や薬物療法に当てはまります)、身体的な方向からアプローチすることも有用ではないかと。

ただ、臨床の現場では誰も行っていない。本当に試行錯誤でした。

患者さんとも都度面談を行い、修正して、より良い方法はないのか?

その繰り返しでした。

もちろん患者さんによってもベストな方法は違います。

ただ、多くの患者さんと試行錯誤していく中で、身体からのアプローチの前提と全ての方に実践して欲しいと思えることが明確になって来ました。

それが「呼吸」です

え?と思われること方も多いかもしれません。

実際に患者さんに提案した際もそんなことで良くなる?と半信半疑な方も多かったのも事実です。

ただ、実践して1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と続けた方は変化に驚いていました。

・前向きに考えられるようになった

・周りに対して寛容になった

・今の自分を受け入れることが出来るようになった

などなど、精神療法や薬物療法だけではここまでの段階に行くことが難しいと思われていた患者さんがこのように変わっていくわけです。

即効性はありませんが、継続していくことで確実に、そして大きな変化をもたらすことが出来ます。

そもそもなぜ呼吸でこのような変化が起きるのか?

今までの経験則にはなりますが、精神的に不調が続く方は間違いなく「緊張」しています。心も身体も緊張して強張っています。

この状態の時に柔軟な考え方をするのは難しいですよね。前向きに考えたら良いと言われても、それが難しいと思います。

なので、心身を緩めるために「呼吸」を用います。

方法として難しいことは特にありません。

鼻で吸って、吸った倍の時間、口から息を吐く

例えば2秒で吸ったら4秒で吐く、3秒なら6秒。

ただこれだけです。

長ければ長い程良いのですが、初めは苦しくない程度で行って下さい。

これを毎日5分でも10分でも良いので継続して行っていく。

すると、明らかに出来事に対して固執していた思考がふっと変わったり、夜眠りやすくなったりと、様々な良い変化が起こってきます。

僕個人的にも、実践している手法ですが、心身を緩めることの重要性を非常に強く感じました。

代替療法(僕は精神療法、薬物療法以外を代替療法と呼ばせて頂きます)にも様々な方法があり、ベストな方法は人によって異なるかと思いますが、呼吸法はどの人にとってもベースとなる手法だと思いますので、是非、習慣化してみて下さい。

呼吸法で心身が緩む感覚を掴めていると、他の手法でも効果を実感することが早くなると思います。

また、人によっては良い変化が起こる前に、一時的な嫌な症状が出たりするので(好転反応)その場合はお気軽にご相談下さい。

無料面談も行っていますので、お申し込みは以下よりお問い合わせ下さい。

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