予期不安からのパニック障害

急な動悸や呼吸困難に襲われる病

(僕は病というよりはそのような状態と考えます)

実際に僕自身の身近にもパニック障害を抱える方はいます。

パニック障害はいつでも起こるわけではなく、ある特定の場面や

ある特定の場面を想起してしまった場合にも起こりやすくなります。

例えばですが

会社で過度のストレスを感じながらも無理をして通っていた→

ある日、入社と同時に、死を予感させるほどの呼吸困難に陥る→

それ以降は会社に行くたびに苦しさがある(ような気がする)→

会社に行くことを考えるだけで苦しくなる

いかがでしょうか、最後は会社に行かなくても苦しさが出てくるようになります。

パニック障害は基本的に、場面が限定されているので、パニックを起こす場面や行動を起こさなければ良いのですが、一度パニックを引き起こした時の経験をしている方は「予期不安」という形で、パニックを引き起こす環境にいなくても、あるいは行動をしていなくても、パニックを引き起こしてしまいます。

予期不安とは

また、あの苦しさが起こるのではないか、大事な場面で苦しくなったらどうしようなど、実際には、今現在、起こっていないことを、過去に起こしたことがあるという理由で、また起きてしまうと考えてしまうこと。

実際に予期不安を感じると、実際に考えている症状は出やすくなります。

ある意味、体の反応としては当然のことではあるのです。

人は昔から恐怖という感情を持つことで死を免れてきました。

目の前に突然ライオンやクマが現れたら、一目散に逃げますよね?

扁桃体という本能的な危険を察知する箇所が活性化して、恐怖という形で私たちに逃げるという選択肢を強制的に取らせます。

このように考えると身体の反応としてはなんらおかしいことはありません。

一点違うことがあるとすれば恐怖をもつ対象についてです。

人により様々ではありますが

・運転するときに起こりやすい

・人が多いとこにいくと起こりやすい

・会社にいくと起こりやすい

など、たくさんの状況でパニックは起こりえます。

何かしら、その状況や場面と恐怖が結びつく経験をされているからだと思います。

具体的な治療法としては

まず、パニックを引き起こす場所に行かない。パニックを引き起こす行動をしない。

一度、なぜ恐怖を感じるのかを考えてみましょう。考えるのも辛い時は十分な休息が必要です。

また、この時期から身体を緩めるワークを行うことも非常に効果的です。

1つ非常に有効なワークを上げておきます。

呼吸法(といっても、非常に簡単です)

鼻から吸って、吸った時間の倍の時間で口から吐く。

(2秒で吸ったら4秒、4秒で吸ったら8秒という形です)

1日10分でも良いので継続的に行って下さい。

体が緩むことで、恐怖への囚われも徐々に軽減していきます。

次に実際に恐怖を引き起こす場面に徐々に近づく

最初の段階を十分に行ってからにはなりますが、

次は実際に恐怖を引き起こしていた場面に近づいていきます。

(頭の中でイメージするでも構いません)

例えば車を運転する時にパニックに陥っていた場合

1 車に乗る

2 ハンドルを握る

3 エンジンをかけてみる

4 10m走らせてみる

5 助手席に誰かに乗ってもらい町内を一周する

6 1人で町内を一周する

というように、あくまで例ですが、段階を踏んで恐怖を持っている対象に近づいていきます。

余談ですが宇宙兄弟に出てくる南波日々人も宇宙服を着るとパニックを引き起こすようになり、その改善方法として

剣道の防具を被る、おもちゃの宇宙服を着るなど、段階を踏んで克服していきましたね。

パニック障害はきっかけさえ掴めば、改善していくものだと僕は考えています。

現在、お悩みの方はお気軽にご連絡下さい

 

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